シネマユニットガス高槻彰の事務所日記
あけましておめでとうございます。

昨年は思いもかけず大変な年になってしまいました。
自分もなにかしなくてはと、売り上げ全額を被災地支援として寄付するイベントを計画したりもしました。そのイベントはやむなく中止になってしまいました。個人的に寄付などしても、なにか心にモヤモヤしたものが残ります。やはり終息まで何十年もかかる原発事故が重くのしかかってきます。

塞がっている感じも実際ありますが、被災者や復興のためにも元気な人は元気よく楽しくいきましょう。国の中でお金が動いていないと不景気になるだけです。自分は大したことはできませんが、大きなおっぱいが好きな方々の癒しになればと思っております。

自分的には今年はどんどん動こうと思います。海外も視野に入れてもいい。10年以上かかっている映画も完成させたいと思います。
爆乳からブレることはありえませんが、動きのある年にしたいと思います。皆さんにとりましても良い一年でありますように。
妻が5ヶ月くらい自宅療養していました。原因は爪切りでした。猫用の爪切りで、自分の足爪を切っていたら、深爪して、化膿しました。痛くて靴も履けない、歩くのもやっと。数日経っても、数週間経っても、まったく治らない。病院嫌いの妻は、自宅で治すと決めました。本人が言うには体内に入った動物の毒が原因だそうです。妻は元々、漢方などの東洋医学に詳しかったのです。
毎日の食事などの買い物は私の仕事になりました。妻の好物は「のり弁当」でした。安くて手軽なので助かりましたが、一つだけ特別に注文しなければならないことがありました。「のり弁当」には、敷きつめた海苔の上に、白身魚のフライと揚げ竹輪が一つずつのっています。妻は白身魚の代わりに、竹輪を二つ、つまり竹輪を三つにしてほしいと言います。いつも自分は店員にそう頼んでいると。自分が買い物係になって困ったのは、竹輪を三つにしてもらうことでした。
弁当屋さんの店員に、「白身魚は要らないので、その代わり竹輪を三つお願いできませんか」と頼むと、白身魚と竹輪の一対一の交換はしてもらえるのですが、竹輪二つとのトレードはあまりしてもらえない。
自分なら必ず竹輪三つになるのに、僕だと二つしかもらえない。買ってきてもらってるから仕方ないと妻からの文句はありませんでした。あるとき、竹輪が一つだけの時がありました。白身魚もなく竹輪一つだけ。店員が白身魚だけ要らないと聞き違えたようでした。妻は怒り出しました。「今すぐ竹輪二つもらってきて!あなたが行けないなら、私が行く」その時、妻の足はもう治っていました。その日、会社で仕事していると妻から電話がありました。「弁当屋さんに行って、竹輪を二つもらってきたわよ。気持ち良く出してくれわよ」
妻は決してクレーマーではありません。少しうるさいだけです。どの店に行っても店員とは仲良くやっています。
竹輪一本の出来事は、タフな彼女らしいと思いました。

似たような話を村西監督から聞いたことがあります。やはり奥さまについてのことです。家族でデパートに行った時のこと。奥さまがトイレに行ったら長い列がありました。我慢できなかったのか、奥さまは列には並ばずに、急に足を引きずりびっこのふりをして隣の障害者用のトイレに入って行ったというのです。それを見た村西監督は、「さすがに俺の妻だ」と笑って話しておりました。
そこまでやるなら自分も許しちゃいます。さすがは村西監督の奥さま、タフだと思いました。

妻がタフだと本当に救われます。バブルの頃「もし仕事が破綻して貧乏になったらどうする?」と話したことがありました。妻は「屋台の焼き餅売りでもするわよ。そういうことなら何でもする」もう昔の会話なので、今はどうかわかりませんが、救われたことだけは確かです。

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平野監督はGASの元社員監督でした。彼が在籍していたのは、GASが爆乳専門メーカーになる以前、下請け制作会社の時代、1990年代から2004年までの約10年間です。
ぴあフィルムフェスティバル3年連続入賞と、自主映画界では有名な監督だったが、飯が食えずにAV監督になったのでした。最初の印象はパワフルでハングリーな男。牛丼屋で食い逃げしたり、本屋で万引きしてきたとケラケラ笑うところは子供ぽかったが、いざ映像に対しては真剣そのものでした。映像の仕事で飯が食える喜びに溢れていた。そう、平野監督は映像を、それも好きに撮れるのでAV監督になったのでした。
時代はバブルです。なにを撮っても許されました。また仕事も次々ありました。平野監督は“面白いAV”というジャンルの中心の監督となっていきました。代表作『水戸拷問』『ザ・タブー 恋人たち』『ザ・ガマン しごけ!AV女優』『21歳』『アンチSEXフレンド募集ビデオ』『わくわく不倫旅行 200発もやっちゃった!』(すべてV&R)など。

映画『監督失格』は、その延長線上にあります。つまり、映画のために撮られたのではなく、AV監督時代に撮ったものを原点に、現在に続くドキュメントになっています。AV女優・林由美香との41日間の北海道自転車旅行を綴り、後に『由美香』というタイトルで劇場公開された『わくわく不倫旅行 200発もやっちゃった!』が重要なモチーフとなります。
“何故、ここにカメラがあるのか?”という作品のコピーがありますが、それは誰もが感じることでしょう。またいろんな場面で、このカメラ、誰が撮ってるの?と思うことでしょう。まるでカメラマンがいて、絵を決めてきちんと撮っているようです。しかしそれを撮っているのは、平野監督本人。自ら出演者として映像に写り、主人公を演じ、撮影もしているのです。それが彼のユニークな撮影方法です。
この映画の重要な場面で、偶然あるものを撮影してしまいます。それこそ“何故、ここにカメラがあるのか?”と由美香の母親に疑われることにもなります。

この映画で語られる内容は、自分の身近で起こったものです。客観的に観ることができませんでしたが、すごい映画です。平野監督は、この映画の編集があまり乗り気ではなかったようで、勧めてもなかなか手をつけませんでした。その理由は映画の中で語られますが、ものを創るということとは、こういうことなんだよなと納得させられます。彼らしく、ストレートに想いが伝わります。

平野監督は、7年ほど前にGASを辞め、フリー監督となりました。それはレンタルビデオの時代が終わったことも深く関係しています。300円で借りられる、抜けなくても許されるAVが許されなくなったからです。彼は本質的にはAV監督ではありません。映画監督です。この映画が成功することを祈ります。彼が映画監督になって飯が食えますように(笑)。

http://k-shikkaku.com/

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GW(5月3日)に結城モナのイベントを2店舗にて開催致します。
1店舗目、13時からは通常のイベント内容。
2店舗目、17時からのイベントでは通常の内容に加えて、チャリティイベントもございます。
撮影で使用した衣装や水着、またモナちゃんの私物(下着も!?)を、その場でオークションします。本イベントでのDVDの売り上げ、及びオークションの売り上げの全額は日本赤十字社を通じて、東日本大震災の義援金として寄付致します。

3月11日の震災と、それに続く福島原発で、実際の被害に遭われたり、また避難生活を余儀なくされている方々には大変気の毒に思います。

激動の一ヶ月でした。3月11日の地震の瞬間、東京についに来たか、もうダメかもしれないと思いました。実際の被害はなくホッとしました。しかし被災地のニュース映像を見て、東北ではこんなことになっていたのかとショックを受けました。また東京は、そして自分は神様に運良く助けてもらえた。
その後の福島原発。津波による災害なので、原発がおかしくなるのは仕方ないかもしれない。ただ避難生活をしなければいけない周囲の方々や、作ったものが売れない農家や漁業牧業の無念さは本当に切実。福島近辺の方々はこれからずっと、放射能という負の荷物を背負って生きていかなければならない。東京の便利な暮らしには、多くの犠牲の上で成り立っているという紛れもない事実を突きつけられました。すこし大袈裟にいうと人生観が変わった感じがします。自分に出来ることを考え、今回のイベントの開催を決めました。

そして一ヶ月後の4月11日、衝撃が走りました。うちの会社がお付き合いしているメインの問屋さんが倒産しました。資金が尽きてではなく、社長一人の計画倒産でした。社員さんも知らず、いきなりだったと言います。大きな問屋で、お付き合いする100社前後(?)のメーカーも、物流関係も、すべて被害を受けました。弊社にとってはメインの問屋だったので、その痛手はかなりのものです。地震・原発と続きましたが、今回の問屋さんの倒産が正直一番きつい。連鎖倒産する会社もあることでしょう。GASですか?大丈夫、潰しません^^
しかし、まさかこんなことになるなんて思ってもいませんでした。チャリティイベントはやってる場合ではないと思う自分もいます。しかし、やると言った以上はやります(涙。社員もイベントをやめようという者はいません。今回の震災にはみんな心を痛め、なにかした方がいいという気持ちはあるのでしょう。自画自賛かもしれませんが、社員のそういう気持ちが嬉しいなあと思います。お金なんて、そんなものでしょう。使う時にはなくなるくらい使い、集まるときには集まる。
いまGASにはいい女優さんが集まってくれています。それだけで充分ですよ。

ぜひぜひ5月3日はお気軽に秋葉原においで下さい。

イベント詳細
5月3日
<結城モナ 初イベント>
13:00〜14:30 
ラムタラ エピカリアキバ店
http://lammtarra-epixis.main.jp


<結城モナ 撮影会&チャリティイベント>
17:00〜19:00
ラムタラ メディアワールドアキバ店
http://www.lammtarrashop.com/lam_catalog/catalog/

イベント詳細
http://www.gas-web.com/official/event/110503.html

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3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震において被害にあわれた地域の皆様に、謹んでお見舞い申し上げますとともに、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。一日も早い復旧・復興を、また災害援助の皆さまにつきましても、努力が報われるますことを心よりお祈り申し上げます。

この度の災害で、数多くの海外のメディアが日本を報道しました。多くの国なら、略奪が当たり前の光景になることでしょう。略奪に走らない日本人を称える報道もあると聞きます。被災した商店などに、日本人は略奪に走ることはありません。「誰も見てないから略奪してもいいだろう」「こうなったら得した者が勝ち」などと、多くの日本人は思わないと思うのです。(一部の例外もいますが)。よその国より貧富の差がないとか、島国で一致団結する気持ちが強いなど、いろんな理由がありますが、自分は武士道や恥の精神など古い日本の教えが心の中に残ってあるからではないかと思うのです。

作家の司馬遼太郎氏は心ある日本人を書き続けてきました。しかし昭和になってからの日本人には魅力がなくなり、小説が書けなくなったと嘆いておりました。政治家・軍人・官僚体制が生まれ、日本国民の中にあった大切なものがなくなってしまったからでした。

石原慎太郎東京都知事は記者会見で「スーパーになだれ込んで強奪するとかそういうバカな現象は、日本人に限って起こらない」としながらも、「日本人のアイデンティティーは我欲になった。津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。積年たまった日本人の心のアカをね。これはやっぱり天罰だと思う」と語った。この発言は暴言として非難を浴び、石原は謝罪訂正することになった。言いたいことは分からないではないが、あんたに言われたくない、と思う。

津波で家を流された被害者のおじさんがインタビューに「自分だけが被害者ではない、他に苦しんだり亡くなってる人だってたくさんいるんだ」という我欲のない答えを見ていると、司馬遼太郎氏は亡くなってしまったが、こういう局面で日本人の心に残っている大切な何かを感じます。
いろいろ学ぶことは多いです。日本人もまだまだ捨てたもんじゃない。

まだまだ先は長いですが、日本人ならきっと乗り越えられます。みんなで頑張りましょう。
http://1cc.jp/rlcjsu

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